生田絵梨花さん(26)が日本版で主人公アーシャを演じ、大ヒット中の映画「ウィッシュ」

来日したクリス・バック監督ファウン・ヴィーラスンソーン監督と生田さんの初対面の瞬間をめざましテレビが独占取材した。

生田絵梨花の歌声「美しい」

生田さんと対面し、早速ファウン監督は「あなたの歌声とても美しいですね!」と大絶賛。クリス・バック監督も「あなたの歌声は最高に美しいです」と同調した。

ファウン・ヴィーラスンソーン監督:
日本語は分からないのに感情が伝わってきました。キャラクターを完璧に理解していますね。

生田絵梨花:
そう言っていただいて、ホッとしました。歌うのは日本語だけど、英語に込められたオリジナルの意味を知っておきたいと思って、英語を一生懸命検索しながら、ニュアンスを日本語にものせられたらと思っていたので、すごく安心しました。

生田絵梨花さんとクリス・バック監督
生田絵梨花さんとクリス・バック監督
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クリス・バック監督:
その努力はよく分かりました。あなたの歌とアーシャの動きは見事にマッチしていますから!

生田絵梨花:
アーシャは表情が豊かなので、少しでも声にのせられるように表情筋を一緒に動かしてみたり動作をマネしてみたり、難しくもありすごく楽しかったなと思います。

ファウン監督の“願い”とは

この「ウィッシュ」で長編映画の監督デビューを果たしたファウン監督。ふるさと・タイにいたときから「アニメーターになりたい」と願っていたという。

ファウン・ヴィーラスンソーン監督と生田絵梨花さん
ファウン・ヴィーラスンソーン監督と生田絵梨花さん

ファウン・ヴィーラスンソーン監督:
数年前、勇気を出して上司に言ったんです。「いつか長編作品の監督をやりたい」と。なんてことを言ってしまったんだと恥ずかしさもありましたが、言葉にすることで自分を奮い立たせて「願い」を実現させました。

生田絵梨花:
すごい!鳥肌立ちました…思っているだけじゃなくて、願いを口に出すって大事なことなんですね!

「ウィッシュ」は“特別な作品”

アーシャは人々の願い「ウィッシュ」を取り戻すため、仲間の先頭に立って悪に立ち向かう責任感の強い主人公。

生田さん演じるアーシャ『ウィッシュ』 公開中 配給:ディズニー (c)2023 Disney. All Rights Reserved.
生田さん演じるアーシャ
『ウィッシュ』 公開中 配給:ディズニー (c)2023 Disney. All Rights Reserved.

生田絵梨花:
アーシャは強いだけじゃなくて、迷いながら自分の胸に問いかけながら進んでいく。誰もが「アーシャのようになれるんじゃないか」って。自分がリーダーってよりは、周りのキャラクターのことを思いながら、アーシャの声を吹き込んでいました。

クリス・バック監督:
まさにそこがアーシャの魅力です!これまでも星に願うキャラクターはいましたが、多くは自分のために願っていました。家族や周りの人の願う…「ウィッシュ」は特別なんです。

生田絵梨花:
すごく納得しました。

『ウィッシュ』 公開中 配給:ディズニー (c)2023 Disney. All Rights Reserved.
『ウィッシュ』 公開中 配給:ディズニー (c)2023 Disney. All Rights Reserved.

ファウン・ヴィーラスンソーン監督:
生田さんの言葉は本当にうれしいです!歌を聴いた観客が、自分の中にいる“アーシャ”を見つけてほしいのです。

生田絵梨花:
これから歌っていくときに、誰かのためを思いながら感情を込められたらいいなと思います。

クリス・バック監督:
美しい言葉です。ありがとう。

作品に込めた監督たちの「ウィッシュ」を聞いて、思いを新たにした生田さんだった。 
(「めざましテレビ」12月20日放送より)

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