日本時間の12月15日午前、ドジャースへの入団会見を行い、新天地での活躍を誓った大谷翔平選手。いよいよ始まる「ショータイム第2章」。世界が注目する「ドジャース大谷」誕生の影響は、宮城県内でも早くも出始めている。
「宮城のドジャース」からも期待の声
取材班が向かったのは宮城県北部の大崎市古川。目的は、ある少年野球チームを取材すること。そのチームの名前は「古川ドジャース」。
1997年に、メジャーリーグのドジャースから名付けられ、現在は28人の子供たちが、練習を重ねている。
同じ名前のチームに憧れの大谷選手が入団したことに、子供たちからは「同じ名前のチームに入団出来てすごい」といった声が挙がる。中にはこんな選手も…
Qポジションは？
「キャッチャーとショートとサードとピッチャーと…6刀流くらい！」
大谷選手と同じ「背番号17」を背負う2年生の都築涼雅さんも、「同じ二刀流をめざしたい」と意気込みを話していた。
「大谷選手のドジャース入団が決まった瞬間、子供たちも『俺も俺も』という気持ちになっていたと思う、プレーもそうですが、元気良く周りが見られる選手であってほしい」
（古川ドジャース 坂本晃一監督）
23日に開幕する宮城県チャンピオンを決める大会に出場が決まっている古川ドジャース。
大谷選手のドジャース入団を機に、子供たちは優勝への意気込みを新たにしているようだった。
「エンゼルス大谷」は激レア？
大谷選手のドジャース移籍の影響は、他にも出始めている。
仙台市青葉区にあるカードショップ。様々なカードが並ぶ中、赤と白のおなじみのユニフォームに身を包んだエンゼルス時代の大谷選手のカードが！
店で現在販売している大谷選手のカードはおよそ30枚ほど。最も高値のカードは、2018年にエンゼルス本拠地での初打席でホームランを打った時のカード。その価格は3万円だ。
カード価格高騰か
ドジャースへの入団が決まり、もう見ることができないエンゼルスのユニフォーム姿の大谷選手。今後大谷選手については、ドジャースのユニフォーム姿のカードが作られることになる。
つまり、今販売されている「エンゼルス大谷カード」は希少性が今後高まり、価格も上がることが見込まれるワケだ。
また、この店舗には置いていないが、大谷選手直筆のサインカードであれば、その価値はさらに上がるとカードショップの関係者は話す。
「今の大谷選手のサインカードは30万円以上する。今後エンゼルスのユニフォームのサインカードはなくなるのでそれより高く…もしかしたら50万円以上になるかもしれない」
（カードショップMINT仙台店 阿部悠樹店長）
6月くらいに発売される商品で、新しいユニフォーム姿を見ることができるというこちらのカード。「エンゼルス大谷カード」の希少性はどこまで高まるのか。
ドジャースで新たな歴史を…大谷選手のさらなる活躍に期待が高まっている。
（仙台放送）
