熊本県が計画している「空港アクセス鉄道」について、蒲島知事は空港直前の約3キロはトンネルでの整備を検討していると明らかにした。
トンネルを抜けると阿蘇くまもと空港
空港アクセス鉄道はJR豊肥線の肥後大津駅から熊本空港を結ぶもので、現在、環境への影響を調査するなど準備が進められている。
![熊本県議会で空港アクセス鉄道について具体的なイメージを示す蒲島知事](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/700mw/img_d49a7d8552723719c4ea663b077d8491212230.jpg)
熊本県議会で蒲島知事は、国道57号線を高架橋で通過するなど、肥後大津駅から空港までの具体的なルートのイメージについて説明。
高低差80メートルを上る空港直前の約3キロについて「白川を渡り高遊原台地へ。そこからトンネルに入り3キロほど道のりを上ると、『熊本地震からの創造的復興のシンボル』阿蘇くまもと空港が乗客を迎えます」と話し、高架橋やトンネルなどを整備し、熊本空港へと結ぶ具体的なイメージについて初めて言及した。
![熊本地震からの創造的復興のシンボルとされる熊本空港](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/700mw/img_3cb413fead9c9b1ffd38fc19f9413de4259043.jpg)
空港アクセス鉄道は現在、環境アセスメントや概略設計の調査などを行っていて、2027年度に着工、2034年度の開業を目指している。
(テレビ熊本)