ウクライナを冬の嵐が襲い、少なくとも1370台のトラックが立ち往生、各地で停電が発生した。
また、ロシアがウクライナから一方的に占領したクリミア半島でも、嵐が発生。一時は、風速40mというハリケーン級の暴風に襲われた。
ウクライナを嵐が襲う
前が見えないほどの猛吹雪の中、立ち往生した車を引っ張り出そうとしている。
この記事の画像(11枚)ウクライナを襲った冬の嵐で、少なくとも1370台のトラックが立ち往生した。
さらに各地で停電が発生。街では路面電車もストップする中、空襲警報が鳴り響いた。
嵐の猛威は、ロシアがウクライナから一方的に占領したクリミア半島でも起きていた。
道路は水に浸かり、屋根がつぶれた車がレッカーでつり上げられている。倒れた木が突き刺さった状態になった車もあった。
一時、風速は40mを記録。ハリケーン級の暴風に襲われた。
ロシア国営のタス通信によると、黒海沿岸では船の乗組員3人を含む4人が死亡。少なくとも重軽傷が17人いると伝えている。
「塹壕が嵐で流された」
ロシア軍も被害を受けているようで、ウクライナ政府の高官はSNSにこう投稿した。
「クリミアでは、ロシア軍が海岸に作った塹壕(ざんごう)が嵐で流された」
大きな被害をもたらした冬の嵐は、今後の戦闘にも影響する可能性がある。
(「イット!」 12月1日放送より)
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