3日の正式オープンを前に、「道の駅やまがた蔵王」で報道機関向けの内覧会が行われた。県産食材を使った飲食店、スイーツ店などさまざまなエリアがあり、山形市の新たな観光拠点を目指す。
「道の駅やまがた蔵王」オープン
観光物産会館の隣に3日オープンする「道の駅やまがた蔵王」は、山形市の新たな観光拠点として期待されている。
この記事の画像(10枚)国と山形市が総事業費24億円をかけ、市の南部の国道13号沿いに整備した「道の駅やまがた蔵王」。駐車スペースは367台分、トイレ・休憩スペースは一部が24時間利用可能だ。
施設内にはバウムクーヘンやプリンの専門店などが入り、道の駅限定メニューも用意されている。
また、「樹氷ホール」と名付けた多目的ホールでは、ラーメンイベントや地元企業の展示会など、多彩な催しを開催する計画だ。
ほかにも、交通情報・観光情報の発信や、山形の工芸品を展示するコーナーもある。
「観光スポットの入り口」に
駐車場の一部は電源盤を設置した車中泊スペースとなっていて、充電や調理ができる。
また、関東や仙台・周辺の観光地に向かうバスの停留所と、パークアンドライド用の無料駐車場を設け、乗り換えの拠点としての役割も担う。
さらに「芋煮広場」では、手ぶらで芋煮会やバーベキューを楽しむことができ、12月は土日限定で、キッチンカーで芋煮を販売する計画だ。
道の駅やまがた蔵王・青木哲志駅長:
知られていない山形の商品をしっかり知ってもらう。企業活動も知ってもらうことで、経済活動の底上げを目指していきたい。山形の観光スポットの入り口なので、みなさまにお越しいただいて、楽しんでもらいたい
隣接する観光物産施設「ぐっと山形」とは通路でつながり、土産や飲食をメインとする既存施設との相乗効果も期待されている。
「道の駅やまがた蔵王」は、1日と2日がプレオープンで、3日に正式オープンする。
(さくらんぼテレビ)