2023年11月30日で、開幕まであと500日となった大阪・関西万博は、色々と課題が浮き彫りになっている。
チケットの購入はパソコン、スマホで 一部旅行代理店でも対応
まずはコストの問題だ。
会場建設費について、2018年に誘致した際には1250億円だったのが、設計変更や暑さ対策で2020年に1850億円に増えた。10月には、資材価格や人件費の高騰で2350億円となり、当初の約1.9倍になっている。
2005年の愛・地球博と比べてみても、会場建設費の実績は1453億円で、大阪はかなり多くなっているのがわかる。
日本館の建設費用など、国の負担が837億円増えることも明らかになっている。
30日からはチケットの販売が始まっている。パソコンやスマホを使って買うことができるが、操作が難しい人のために一部の旅行代理店などでも買うことができる。
開幕後に購入する1日券と通期パスの料金を愛・地球博と比較すると、かなり割高になっている。
（東海テレビ）
