10日に亡くなった細田博之前衆議院議長の通夜が都内で行われた。通夜には、松野官房長官や公明党の山口代表、森元総理などが訪れ遺影に手を合わせた。
これに先立ち、昼すぎから細田氏の棺を乗せた車列が永田町を回った。自民党本部前では茂木幹事長や森山総務会長が沿道で出迎え、故人を偲んだ。
細田氏がかつて会長を務めていた清和政策研究会(安倍派)のメンバーも集まり、涙する議員の姿も見られた。
続いて車は先月まで議長を務めていた国会議事堂の前へ。こちらでは立憲民主党の泉健太代表など野党議員も細田氏の車を見送った。国会会期中ということもあり、議員会館で喪服に着替え、見送りに駆けつけた議員の姿も見られた。
細田氏は、衆議院議長に先立ち、内閣官房長官、自民党幹事長も歴任し、当時のゆかりの地を巡った車は、ゆっくりと国会議事堂を後にした。
告別式は15日10時から行われる予定。