今、未就学児から高校生と若い世代を中心に流行が拡大しているインフルエンザ。
都内のある小学校では、保護者に強い言葉で注意を呼びかけています。
「三連休においても、不要不急の外出を控えるなど感染症対策を講じてください。」
43都道府県に「インフルエンザ注意報・警報」発令
都内の小学校が出した、まるでコロナ禍に戻ったかのような呼びかけ…。
インフルエンザの流行で学級閉鎖を実施し、来週末に学芸会を控えていることから、3連休での不要不急の外出自粛を呼びかけたのです。
2歳児・0歳児の保護者：
小児科とか行くとインフルエンザの子とかが結構いて隔離されてたりとかもあるので、はやっているのかな。
高校生の息子の母親：
（インフルエンザで）学級閉鎖とか、学年閉鎖が起こってしまって…。
東京都は、9月中旬にこれまででもっとも早い「流行注意報」を発表。
さらに、11月1日、埼玉県では「流行注意報」よりも上の「流行警報」を5シーズンぶりに発令。全国的にも43都道府県でインフルエンザ注意報・警報が出ています。
「めざまし8」は、番組スタッフの親族で、インフルエンザに感染した人を取材。
今年子供がインフルエンザに2度感染した母親：
1年のうちに2回、インフルエンザにかかったということになります。ちょっと驚きました。
小学2年生の息子が、今年6月にインフルエンザＢ型に感染。そして10月末、インフルエンザＡ型に感染したというのです。
2回感染してしまう人も多いのでしょうか？
大川こども＆内科クリニックの大川院長に聞きました。
大川こども＆内科クリニック 大川洋二院長：
私の所で2人ぐらいいますよ。3人かね。
おそらく（A型）H3に１回かかって、（A型）H1にかかったっていうんじゃないかなと思う。これから（インフルエンザの）B型が流行したら3回かかる人が出てくるんじゃないかな。こんな連続しても来るからね。
A型の2種類、B型の2種類、いずれの型に対してもワクチン接種が有効だといいます。
異例の感染拡大、今後も注意が必要だといいます。
大川こども＆内科クリニック 大川洋二院長：
気温が低い、湿度が低い状態では、ウイルスは生存し続ける。すなわち、人にうつしやすくなるということがあります。
（めざまし8 11月2日放送）
