プロ12球団ドラフト会議が10月26日に行われ、熊本県関係選手2人が指名された。その一人、阪神タイガースからドラフト4位指名を受けた東海大星翔高校・百崎蒼生(「崎」は立つさき)選手(18)。会見会場には母・真由美さんが寄り添っていた。

阪神ドラフト4位 東海大星翔・百崎選手

菊池市出身、阪神タイガースからドラフト4位指名を受けた東海大星翔高校・百崎蒼生選手。中学硬式野球の強豪、熊本泗水ボーイズ時代から強打のショートとして全国的な評価を受けていた。

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指名の声を聴いた瞬間、百崎選手は笑顔に。寄り添っていた母の目からは涙があふれていた。

5歳の時に父・大輔さんが急逝し、女手一つで百崎選手を育ててきた母・真由美さんは「小さいころからの夢だったプロ野球選手になれるということで、すごく感動して、よかったなと思っている」と喜んだ。

東海大星翔・百崎蒼生選手:
母がいつも隣で支えてくれたおかげで今があるし、母に恩返しするためにも頑張らないといけないと思えた。一番は母。天国にいる父にも「ありがとう」と伝えたい

百崎選手「勝負事に熱い選手になりたい」

百崎選手は、この夏、熊本代表として出場した聖地・阪神甲子園球場で、今度はプロ野球選手としてプレーする。共に戦った仲間たちからは胴上げで祝福された。

共に戦った仲間と喜びを分かち合った
共に戦った仲間と喜びを分かち合った

東海大星翔・百崎蒼生選手:
勝負事に熱い選手になっていきたいし、1つの試合も無駄にすることなく自分の経験にして、一軍の舞台で早く活躍できるような選手になりたい

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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