パリオリンピックの男子マラソン日本代表に決まった熊本・大津町出身の赤崎暁（「崎」はタツサキ）選手が母校に凱旋し、後輩らを前に「メダルを目指して頑張る」と抱負を語った。母校の後輩や恩師の思いも背負い、パリ五輪へ挑む。
パリ五輪代表決定の赤崎暁選手 母校を凱旋
熊本県関係選手第1号となるパリオリンピックの切符をつかみ取った開新高校出身の男子マラソンの赤崎暁選手(25)。
10月20日に母校の開新高校を訪れた赤崎選手は、後輩から花束とエールを受け取り「本番ではしっかり8位入賞、メダルを目指して頑張っていきたい。これからも応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。
また、開新高校初のオリンピック出場を決めた赤崎選手に、3年間担任だった恩師の浅井重行教諭は、「（MGC）試合を見ていたが最後の2キロも必ずやり遂げると。（何事もやり切る）高校時代のそれが出たのではないかと。素晴らしいと思う」と激励の言葉を贈った。
パリ五輪マラソン代表・赤崎選手：
熊本を離れていてもいろんな人が応援してくれていると実感した
記者から「また、いい色のメダルを見せてください」と言われた赤崎選手は、「次は1位のメダルを取れるように頑張ります」と自信を持った明るい笑顔で答えた。
駅伝部後輩「赤崎先輩に雄姿を見せたい」
そんな赤崎選手に駅伝部の後輩も刺激を受けたようだ。
開新高校男子駅伝部・浦川栞伍主将：
自分たちの目標にもなりますし、今回、県高校駅伝が近いので“開新の流れ”が来ているので、自分たちも優勝して都大路に行って赤崎先輩に恩返し（雄姿）を見せたい
パリオリンピックの男子マラソンは2024年8月10日に開催予定だ。
（テレビ熊本）
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら（14枚）
