2月も後半に差し掛かる中、県民に愛される「水ガニ」がいよいよ解禁を迎えました。水ガニとは脱皮したばかりのオスのズワイガニのことです。先週金曜日20日の解禁から1日遅れて、坂井市三国町では今シーズン初の水ガニ漁が行われ、待ちわびた客が買い求める姿が見られました。
20日金曜日の午後6時、坂井市の三国港市場では、悪天候のため解禁日から1日遅れて「水ガニ」の初競りが行われました。
威勢の良いかけ声が飛ぶ中、次々と水ガニが競りにかけられていきます。
関係者によりますと、この日は解禁後の初日であることと3連休の直前だったことなどから、去年よりも2割ほど高い値がついたということです。
翌日の坂井市三国町の鮮魚店には、前日に三国で水揚げされた水ガニがずらりと並んでいました。
水ガニは脱皮して間もない甲羅が柔らかいオスのズワイガニのこと。水分を多く含み身が「ずぼっ」と抜けて食べやすいことから、県内では「ズボガニ」と呼ばれています。
値段も比較的手ごろなことから、長年この時期の庶民の味として親しまれてきました。
浜坂鮮魚店の浜坂晴雄さんは「昔は安かった、いっぱい取れすぎて。水ガニをおかずにしたりおやつ替わりに食べてた。最初は三里浜とか畑で肥料にしていた。今だんだん取れなくなって高価なものになってる」と話します。
ズワイガニ漁は毎年11月6日に始まり、オスは翌年の3月20日まで漁の期間がありますが、その中でも水ガニ漁は、水産資源の保護を目的に期間の最終盤2月19日に解禁されています。
店を訪れた客:
「福井に友達がいて大阪から(来た)」
「ズボって抜けて脱皮してるからこっちは水っぽい。庶民の見方」
「値段が安い(のいがいい)」
「甘くておいしい。食べやすいし柔らかいし、歯が要らない」
水ガニを含むズワイガニ漁は3月20日まで。カニを味わえる期間も残りわずかとなっています。
尚、2月28日と3月7日には「ふくい鮮いちば」で水ガニフェアが開かれます。