いま各方面で大活躍を見せる、モデル・タレントの“みちょぱ”こと池田美優、女優の山本舞香、お笑い芸人のシソンヌ・長谷川忍。

プライベートでも親交のある3人が、それぞれのデビューのきっかけを語り合った。

女優・山本舞香「ノリで出たフリーペーパーで」

『ボクらの時代』で鼎談した、みちょぱ、山本、長谷川の3人。

女優として活躍する一方、バラエティーでの飾らない姿が話題の山本は、みちょぱから何歳からこの仕事を始めたかを聞かれ、13歳の頃に、地元・鳥取でフリーペーパーに出たことがデビューのきっかけだったと告白。

「フリーペーパーを作っている人と父親が仲良くて、そのフリーペーパーに載ったら、今の事務所の社長が鳥取まで来てくれた」と、山本を見た芸能事務所の社長が、東京から鳥取までスカウトに来たことを明かすと、みちょぱと長谷川から驚きの声が上がった。

しかしその後、お芝居の勉強を始めるも全然楽しいと思えなかったという山本。

「せりふ覚えて、言って、泣いて、笑ってとか…無理やん、そんなん。私、もう自由奔放に生きてきたから」と、俳優が向いていないと思いながら続けていたことを告白。

「まわりの人のお芝居がどうしてもうまいから」と、当時は毎日落ち込んでいたという。

そんな中、20歳の時に出演した映画で、転機が到来。

「『SUNNY強い気持ち・強い愛(2018年)』という映画をやった時に初めて役に入れて。泣かなくていいシーンで、役に入れて憑依して、ぶわって涙が出た。そこから『あ、楽しい』と思って」と、映画の出演をきっかけに女優の仕事を楽しめるようになったと告白。

今では「一つのものをみんなで作っていること自体が大好き」と明かした。

モデル・タレント みちょぱ「渋谷のギャルサークル総代表に」

一方、14歳で雑誌『ポップティーン』でモデルデビューした池田。

“みちょぱ”の愛称で親しまれ、多くのバラエティーで活躍しているが、デビューのきっかけは「渋谷のギャルサークル」だったと明かした。

シソンヌ・長谷川忍、池田美優、山本舞香
シソンヌ・長谷川忍、池田美優、山本舞香
この記事の画像(2枚)

「渋谷の当時のイベントサークルみたいなのが30ぐらいあって。元々あるサークルの妹分サークルを作りたいと言われて『どう?』と。ギャルというものにすごく憧れていたんで『やりたい!』という感じで、“総代表”として設立して」とギャルに憧れサークルの総代表を務めていたことを告白。

「違うサークルの先輩が “読モ”をやっていて。『人数足りないみたいなんだけど、行かない?』みたいな感じで(誘われて)行ったら、そこが『Popteen』っていう雑誌で」と、たまたま人数合わせで行った撮影がきっかけで、デビューにつながっていったことを語った。

シソンヌ長谷川「お笑いを諦めようと養成所に」

一方、長谷川は26歳の時、相方のじろうとシソンヌを結成。

その独特な世界観でキングオブコント優勝を果たしたが、元々は違う相手とコンビを組んでいたという。

長谷川は「吉本のNSCという養成学校の11期生で、チョコレートプラネット、パンサー向井慧、すゑひろがりずとかと同期だけど、その5年前ぐらいに、オーディションで別の相方と一緒に吉本に1回入っている」といい、その相方とは事務所の舞台にも立っていたという

しかし「相方が出番の日に来ないから、おかしいなと思って。相方の家に行ってコンコンと(ドアをたたいて)やっても出てこない。ドラマでよくあるやつで、隣の人が開けて『その人、もう2日前に出ていったよって』」と、相方が突然いなくなったことを明かすと「本当にドラマみたい…」と、みちょぱと山本は驚きの様子。

その後、ずっとバイト暮らしをしていたという長谷川。

「いよいよ気付いたら、もう26の年。『あ、やばい』と思って。帰るにも、なんか不完全燃焼だし、この年で養成所に入って。それで駄目なら(故郷に)帰るきっかけになるなと思って。そうしたら、入ってきたのが今の相方、じろうだった。あいつも諦めるために入ってきていた。『これで諦めつくかな』と入ってきた2人が、たまたま同じ年で、同じクラスだった」と、シソンヌ結成のきっかけとなったことを明かした。

「池田美優×山本舞香×シソンヌ・長谷川忍」
TVerで見逃し配信中

ボクらの時代
ボクらの時代