5年前から栃木・日光市で行方不明となっているフランス人女性の家族が、15日から現場で捜索活動を始めた。
ティフェヌ・ベロンさん(41)は2018年7月、栃木・日光市を観光中に突然行方がわからなくなった。今回7度目の来日となるベロンさんの兄・ダミアンさんは、15日から捜索活動を再開するにあたり日光警察署を訪れた。
この記事の画像(2枚)ダミアンさんは「日本の警察に私たちの目的を伝えることはとても重要。日本の警察が事件として捜査することが重要。国連もフランスも事件捜査を望んでいる」と語った。
国連の拉致事件を専門とする強制失踪委員会は、日本政府に対し、犯人特定に向けた捜査や家族やフランス当局への捜査情報の提供をこれまでに2度要請している。