FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 日本対アメリカ(10月8日 東京・国立代々木競技場 第一体育館)

来夏のパリ五輪出場権を自力で獲得した男子日本代表(世界ランキング4位・10月7日現在)は第7戦で、これまで3度五輪金メダルを獲得してるアメリカ(同2位)と対戦。

今大会の成績でも、日本の成績5勝1敗に対し、アメリカは6戦全勝と無敗を誇り、来年の7月のパリ五輪でメダルを獲得するためにも勝っておきたい強敵だ。日本がストレート勝利をおさめた場合、セット率で上回り今大会優勝となる重要な一戦でもある。

第1セット、日本はけがの髙橋健太郎に代わりきょう選手登録されたエバデダン・ラリー(23)がブロックでファーストポイントを奪うと、ここまで控えに回っていた宮浦健人(24)がアタックを決め得点を連取。冷静な戦いで序盤をリードする。

対するアメリカは平均身長で日本をおよそ10cm上回る大型チーム。中盤に入ると五輪3大会出場の絶対的エース マシュー・アンダーソン(背番号1、36)の強烈なサーブから日本を揺さぶり、じわじわと差を詰めると、今大会のベストセッター マイカー・クリステンソン(背番号11、30)トスワークから多彩な攻撃を展開し逆転。

日本は山本龍(23)、大塚達宜(22)のアタック、富田将馬(26)のバックアタックで追い上げを見せたが、最後は突き放され第1セットを19-25で先取された。

スタメンは、富田将馬(26)、宮浦健人(24)、エバデダン・ラリー(23)、山内晶大(29)、山本龍(23)、大塚達宜(22)、リベロは小川智大(27)が起用された。

試合は第2セットに入っている。