10月13日に公開する、岩井俊二監督作、元BiSHのアイナ・ジ・エンド主演の映画『キリエのうた』。

岩井監督とアイナ、そして共演するSixTONESの松村北斗が、「ボクらの時代」で鼎談。

アイナと松村が芸能界に入ったきっかけについて語った。

元BiSHアイナ「親友の涙をきっかけに歌手を目指す」

今、その圧倒的な歌唱力が大きな注目を浴びているアイナ。

4歳からダンスを始め、子どもの頃はダンサーを目指していたといい、歌手を目指し始めたのは高校3年生になってからだったという。

松村北斗(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督
松村北斗(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督
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アイナが親友とカラオケに行った時、歌声を聞いた親友から「アイナのこと初めて尊敬した。アイナは歌をやった方がいい」と泣きながら言われたといい、「私ダンサーになりたかったんだけどな…。でも親友が言うんだったら、本当に歌のほうが向いているのかな」と、その一言をきっかけに歌手を目指すようになったと語った。

岩井監督から「それまで『私、歌うまい』と思ったことはあるよね?」と聞かれると「無いんです」と即答。

岩井監督と松村は「えっ?」と驚くも、アイナは「声がガラガラで低かった。音楽のテストとかで、普通の女子のきれいな声が出ない。ガサガサしていてコンプレックスだったので、自分がうまいだとか、歌いたいとか思ったことはほとんど無かった」と、子どもの頃はむしろ、自分の歌声に自信が無かったことを明かした。

『クロサギ』の山下智久を見て「僕あの人になりたい」

一方、松村が芸能界に興味を持ったのは小学校の中・高学年ぐらいだったといい、「『クロサギ(2006年)』というドラマがやっていて、山下智久さんを見て、“ドラマ面白い”とか“俳優さん面白い”ではなくて、『この人カッコイイ!魅力的!』と思った。

よく子どもの頃って“ウルトラマンになりたい”とかあるじゃないですか?そんな感じで『僕、あの人になりたい!』」と、山下智久に憧れ、芸能界を意識し始めたことを明かした。

その思いを聞いた両親から「あなたはきっとアイドルになりたいんだよ」と言われ、自分で履歴書を書いたという松村。

「中学1年生の終わりにオーディションに呼ばれて、そこがスタートだった」と芸能界デビューへと繋がっていったことを語った。

(「ボクらの時代」10月8日放送より)

「アイナ・ジ・エンド×SixTONES松村北斗×岩井俊二監督」

ボクらの時代
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