火の国サラマンダーズが熊本県庁を訪れ、今シーズンの優勝を報告した。その席上で、サラマンダーズの丸本文紀会長は、新球場建設に向けた具体的な調査を2024年初頭から行うと明らかにした。

丸本会長が新球場建設へ調査発表

九州アジアリーグで3連覇、さらに2年連続独立リーグ日本一を熊本県の木村副知事に報告したサラマンダーズ一行。

熊本県の木村副知事に報告したサラマンダーズ一行
熊本県の木村副知事に報告したサラマンダーズ一行
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その席上で、丸本文紀会長から新球場建設へ驚きのプランが出された。

火の国サラマンダーズ・丸本文紀会長:
1,000万円くらい調査費用をかけて三菱総研の方で、収入計画であるとか経費計画であるとか(精査する)。そこでスタートを切らないと。「どうしたらできるのか」という具体的なスタートを切らないとやっぱり前に進みませんので

木村敬副知事:
私たちがアジアでやれる、特に台湾TSMCを考えるとやっぱり野球が一番。熊本の地の利を生かすためにも(行政として)野球をしっかりやっていきたいですし、もっとお客さんが入れれば「ナイトエコノミー」という観点でも野球観戦をしてから街に繰り出すとか、そういう意味での経済効果も絶対にあると思う

調査はJR熊本駅近くの県有地で

丸本会長によると、今回調査を計画しているのはJR熊本駅近くの県有地・万日山一帯だということだ。

調査では、JR熊本駅の新幹線口の西側にある万日山緑地公園一帯に球場を建設した際に、かかる費用や費用対効果を検討していくということだ。

調査は2024年初頭の開始を目指していて、費用は約1,000万円。
丸本氏が経営するシアーズホームグループが費用負担し、大手シンクタンクの三菱総合研究所が実務に携わる。

約半年かけて建設費用や、運営コスト、年間で見込める収益などをまとめ、熊本県や熊本市に公設民営で行う新球場プロジェクトの具体案を提案する計画だ。

(テレビ熊本)

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