半導体関連産業の集積に向けて、熊本市と不動産開発会社である林倉庫、ジョイント、福岡地所の3社が産業用地整備に関する協定を締結した。熊本市と民間企業が産業用地整備に関して協定を結ぶのは初めてだという。
産業用地整備で熊本市が民間と初協定
熊本市と協定を結んだのは、林倉庫、ジョイント、福岡地所の3社で、9月26日はそれぞれの会社の代表者が協定書にサインした。

整備される産業用地は、北熊本スマートインターチェンジ付近など3カ所、あわせて48ヘクタールで、整備された用地には、半導体関連企業や倉庫など入る予定で、3社がそれぞれ企業誘致も行う。
協定には熊本市が3社に対し、産業用地の整備や企業の誘致がスムーズに進むよう支援をすることなどが盛り込まれている。

産業用地整備に関して熊本市と民間企業が協定を結ぶのは初めてで、熊本市は2028年度までに立地する企業を決定するよう求めている。
(テレビ熊本)