第1セットは一進一退の攻防。キャプテン古賀紗理那の最高到達点288cmアタックで反撃の口火。強烈バックアタック“マッハ”。そしてエンドラインギリギリを攻めたサービスエース。セットポイントは代表初招集、最年少21歳和田由紀子の強烈ジャンプサーブでサービスエース。

第2セットはこの人、“ニチカ・キャノン”こと山田二千華。サーブ、スパイク、ブロック、ディグとコートを駆け巡った。まさに「山田の日」だ。初スタメンの渡邊彩もブロックポイントを連発して眞鍋監督の期待に応えた。途中から出場した石川真佑は今までのうっ憤を晴らすかのようにビシビシとアタックを決め、調子が上向いていることを証明した。

そして第3セット。マッチポイントのサーブはやっぱりこの人。“異次元ユッコにおまかせ”和田由紀子。会場の期待に応え、時速92kmのジャンプサーブで見事サービスエース。ゲームを締めくくった。

日本が3-0(25-20、25-13、25-11)のストレートでブルガリアに勝利した。

FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023
プールB順位表(開催国:日本)9月20日時点
1位:日本 4勝0敗
2位:トルコ 4勝0敗
3位:ブラジル 4勝0敗
4位:ベルギー 2勝2敗
5位:アルゼンチン 1勝3敗
6位:プエルトリコ 1勝3敗
7位:ブルガリア 0勝4敗
8位:ペルー 0勝4敗
※上位2カ国がパリオリンピック出場権を獲得する

FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023
日本戦全戦をフジテレビ系独占中継!
女子大会:9月16日(土)-9月24日(日)
男子大会:9月30日(土)-10月8日(日)
東京・国立代々木競技場 第一体育館にて開催

プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。