誰かを待っている様子の「スーパーボランティア」尾畠春夫さん。
8月に大分県・杵築市の駅前で尾畠さんが待っていたのは…。

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尾畠さんに駆け寄り抱きついたのは広島・呉市に住む小学6年生の谷侑奈さん。
笑顔の侑奈さんを尾畠さんは「よかった。元気で会えて」と迎えた。

2人の出会いは2018年。尾畠さんが山口県で行方不明の男の子を発見し、「スーパーボランティア」として知られるようになった年だ。

5年前の出会いから続いていた交流

2018年に起きた西日本豪雨の際、尾畠さんは災害ボランティアとして現地で侑奈さんを励まし、それ以来、5年にわたって交流が続いていた。

 
 

まもなく84歳となる尾畠さんは今年2度、手術を受けている。
早期の胃がん手術と目の手術を受けたという。

“恩人”に涙のサプライズ

侑奈さんは尾畠さんを励まそうと大分を訪れた。
そして尾畠さんが体育館の扉を開けると・・・

尾畠さんが思わず「すごーい!」と声を上げた先には、バレエの衣装を身につけた侑奈さんの姿が。5歳から習っているクラッシックバレエを披露した。

そして侑奈さんは手紙もプレゼント。
「大好きな尾畠さんへ」と書き出した手紙で侑奈さんは「私はいつも尾畠さんの言葉にパワーをもらっています」と感謝を伝えた。

手紙を受け取った尾畠さんは「これはおいちゃんの宝やな」と語った。
2度の手術を乗り越えた尾畠さんに、侑奈さん思いが届いた。

(「イット!」9月18日放送より)