熊本市東区にある「熊本インターナショナルスクール」は、台湾の半導体製造大手・TSMCの従業員の子どもたちを受け入れる予定で、説明会が開かれた。

台湾の子ども受け入れへ新校舎完成

熊本インターナショナルスクールは2018年から小学部を開設していて、新たに中等部も作り、台湾の半導体製造大手・TSMCの熊本進出に合わせて、関係者の子どもたちの受け入れを表明し、新しい校舎も熊本市東区に建設した。

新しい校舎は2階建てと3階建ての2棟に体育館。

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説明会は完成したばかりの新校舎で非公開で行われ、入学を希望する小学部から中等部の子どもたち数十人と保護者が参加したということだ。

熊本インターナショナルスクール マシュー・オーム校長:
日本に来られたばかりじゃないですか。「安心して入学できる学校ができましたよ」と、新校舎を見て、この教室で、この先生ですって紹介が初めてできた。子どもたちはみんなかわいいですね。喜んだりしていました

授業は英語7割、日本語3割 台湾華語も

授業開始は9月4日からで、英語7割、日本語3割での学校生活が始まる。

ただ今回は、台湾人の職員を4人採用していて、希望する児童生徒には「台湾華語」での授業も実施する予定だ。

また、熊本インターナショナルスクールが「各種学校」に認可されたことから、スクールバスも運行できるようになり、TSMCの工場近くを通るルートなど、3つのルートを走る計画だ。

熊本インターナショナルスクール マシュー・オーム校長:
世界トップレベルの学校を目指して日本一のインターナショナルスクールを目指します。学業面だけでなく、精神面、社会性も含めてという意味でもある

学校は2024年4月以降に高等部の開設も目指していて、準備を進めている。

(テレビ熊本)

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