東証に上場する衣料品卸売会社が、株価をつり上げるため嘘の事業内容を公表していた疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係者から事情を聴いていたことがわかった。

関係者によると、大阪の「プロルート丸光」は、自社の株価をつり上げるために、子会社によるコロナの治療薬開発などをめぐり、虚偽の事業内容を発表した疑いがあるという。
「プロルート丸光」の筆頭株主だったコンサルティング会社が、株価が倍以上に高騰すると大量の株を売却し、不正に多額の利益を得たとみられている。

2022年11月には、証券取引等監視委員会が「プロルート丸光」の強制調査に乗り出していて、東京地検特捜部は関係者に任意で事情を聴いているという。
(「Live News days」8月23日放送より)
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