4年ぶりとなる、那須御用邸での静養に入られた、天皇皇后両陛下と長女の愛子さま。
この記事の画像(18枚)21日 午後3時すぎ、栃木県のJR那須塩原駅に到着されました。
出迎えた大勢の人々に、「皆さんも暑い中どうもありがとう」とねぎらいの言葉をかけられます。
集まった子供たちに、陛下が「夏休みはどうでした?」と聞かれると「楽しかったです!」と元気な答えが。
愛子さまも、身を乗り出して「宿題もいっぱいありますか?」とご質問。「もうほとんど終わっちゃいました」という言葉に「素晴らしい」と笑顔で返されました。
15分ほど、地元の人々や観光客と“久しぶりの交流”をされた、両陛下と愛子さま。
会話に熱中されたためか、皇后さまが足元に置かれていたプランターに気がつかず、足を取られる場面も。
そんなハプニングにも、笑顔の皇后さま。
それを見て、陛下や愛子さまも笑顔をみせられました。
4年ぶりの那須御用邸 陛下語る「テント」秘話も
午後6時ごろ、那須御用邸内を散策された天皇ご一家。
Q. 暑い夏にゆっくり静養されるのは久しぶりですがいかがですか?
陛下「4年ぶりですね。4年ぶりに3人揃って、この自然豊かな那須の地に来ることができたこと。大変うれしく思っております」
雅子さま「今回もとても楽しみにして参りました、本当に今もいろんな花が咲いていますし、自然の中で、良い空気の中でゆっくりできるのでとてもみんな、大好きで」
愛子さま「豊かな自然に触れながら、リフレッシュできればなと、そして大学生活も残り半年...? 残り半分。色々なことに取り組んでいけたらと思っております」
4年ぶりとなる、家族揃っての那須でのご静養。陛下は、雅子さまとの思い出を話されました。
陛下「ここは特に星を眺めるのにいい所。いつごろになるか、だいぶ前になりますけど、雅子とちょうどこの上にテントを張って一晩過ごしたことがあるんですけれども。寝袋で」
Q.愛子さまは?
雅子さま「まだ生まれる前」
陛下「テント、とても楽しかったですね」
愛子さまの装いから見えてくる“変化”
今回、大学生になってから初めて夏休みを那須で過ごされる、愛子さま。
髪の毛を肩までの長さに整えられ、グリーンのワンピース姿という夏らしい装いでした。
皇室ファッションに詳しい青木淳子氏は、この装いに大学4年生になられた愛子さまの“ある変化”が見えると言います。
青木淳子氏:
襟元には大きなフリルが付き、袖も二重のフレアーで、動きに連れ揺れる、軽快なデザインです。これまで天皇ご一家のお出ましの時は、色などを合わせた、3人でのリンクコーデが多かったと記憶していますが、今回は、愛子さまはちょっと違う色とデザインです。お二方とは別の、ご自身の個性を出すファッションで、自立した印象を受けました。
両陛下と愛子さまは、那須の御用邸に2週間ほど滞在される予定です。
(めざまし8 8月22日放送)