8月11日は祝日「山の日」で、お盆休みに入るという方も多いのではないだろうか。新型コロナ5類移行後で初のお盆期間、いったいどのくらいの渋滞となりそうなのか、NEXCO西日本の”渋滞予測士”に聞いてみた。

ことしは"コロナ前"と同じくらいの渋滞に

巻き込まれると、お盆休みのせっかくの予定が台無しになってしまう高速道路の渋滞。

10日、大阪府の吹田サービスエリアを取材してみると…

茨城県から家族旅行:
やっぱりお盆は外せればと思って。有休をうまく使ってきた

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徳島県から家族旅行:
休みを取ってきた。ちょっと早めに出てきた。平日なので渋滞がないかなとおもって

渋滞を避けるため、一足早く旅行に出かける家族連れの姿が多く見られた。

渋滞予測士の青木大雅さんは、2023年はコロナ前と同じくらいの渋滞が予測されると言う。

NEXCO西日本の渋滞予測士 青木大雅さん:
コロナの前ほどに交通量戻ってきていますので。ことしのお盆で最も渋滞発生が予測されているのは8月11日(あす)で名神高速になります。上り線ですと、大津IC付近を先頭に最大30km、下り線ですと、旧・山科バスストップ付近を先頭に新名神高速をまたがりまして最大30km程度の渋滞を予測しております

渋滞に巻き込まれないようにするためには…

NEXCO西日本によると、2023年のお盆は2022年と比べ、10km以上の渋滞発生回数が約2.5倍になると予測されている。

では渋滞に巻き込まれないようにするには、どうしたらいいのか。

NEXCO西日本の渋滞予測士 青木大雅さん:
渋滞を避ける一番の方法は、出発する日時をずらしていただくこと。比較的早朝や深夜帯は空いていることが多いので…

NEXCO西日本の渋滞予測士 青木大雅さん:
心がけていただきたいことは、急ブレーキをかけないこと、必要以上の車線変更をしない

 急ブレーキをすると、後続の車もブレーキを踏むことになり、それが連鎖すると渋滞につながる。

お盆休みをストレスなく過ごすために、渋滞を避けて行動したいものだ。

(関西テレビ「newsランナー」8月10日放送)

関西テレビ
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