御船町にある古民家を利用したギャラリーで6月24日、結婚披露宴が開かれた。
人の縁を大切にしたいと新郎新婦が考えたオリジナルの披露宴だ。
築200年を超える古民家での挙式

2023年3月に入籍した盛田英雄さん、葵さん夫婦。

この日、2人が結婚の報告と披露宴を行ったのは、御船町にある築200年を超える古民家を利用した「御船街なかギャラリー」だ。オリジナルの披露宴をしたいと、一般的な式場ではなくこの場所を選んだ。
前日の準備も、もちろん2人で手伝った。

披露宴の楽しみの一つ、おいしい料理は英雄さんの親戚が営む仕出し店が準備。ドリンクを提供するのは英雄さんの友人のバーテンダーだ。

飾ってある花は、日頃からお世話になっている生花店から購入したもので、オリジナルの披露宴をするにあたり、人との縁を大切にしたいという2人の思いが込められている。
自分たちだけの披露宴 マグロ入刀

オリジナルの披露宴、ウエディングケーキ入刀の代わりに、2人の行きつけの寿司店が届けてくれたマグロに包丁を入れる。

そして、それぞれの両親に感謝の気持ちを込めて、寿司を握って振舞った。

招待された60人も約2時間半の披露宴を楽しんでくれたようだ。

新婦・盛田葵さん:
全部自分たちでしないといけないという大変さはありましたが、皆さんの温かさでやっとできあがった感じで、周りの方々から支えられているというのを本当に実感した式になりました

新郎・盛田英雄さん:
周りの人たちとつくり上げるもので自分たちに何ができるか。普通の式場じゃ味わえないローカルウエディングという形で、本当の幸せで今、胸がいっぱいです
(テレビ熊本)