電力大手10社は29日、8月分の電気料金を発表し、東京電力など8社で211円から473円の値下がりとなった。

東京電力など7社は、燃料となるLNG=液化天然ガスなどの価格高騰の影響で、規制料金の値上げを国に申請し、6月分から値上げが認可された。
しかしその後、燃料価格は下落傾向が続いていて、7月分に続き、8月分も多くの電力会社で値下がりが相次ぎ、国の負担軽減策を踏まえた金額は、東京電力で7059円、北陸電力で6360円となるなど、電力大手8社で7月分と比べて211円から473円の値下がりとなった。
また、大手都市ガス4社も8月分のガス料金を発表し、原料価格の下落に伴い、国の負担軽減策を踏まえた金額は全社で値下がりとなった。