サクランボの収穫時期の課題となっている人手不足の解消に向け、山形・天童市が6月から職員の副業を認めることにした。同様の取り組みを行うのは、県・寒河江市に次いで3例目となる。

サクランボ収穫の人手不足解消へ

課題の人手不足解消に向け、寒河江市は2022年からサクランボの収穫作業に限って職員の副業を認める取り組みを始め、23人が平均で5.3日アルバイトをした。

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寒河江市と並ぶサクランボの主要産地の一つ天童市も、2023年から同じような副業制度を始めることにした。アルバイトを認めるのは6月1日から7月15日までの間で、市内の農家や果樹園で行うサクランボの収穫や出荷作業などに限る。

また本来の業務に支障がないよう、働く時間も「1週間で8時間以内」「土日祝日や平日の早朝に限る」など条件を設ける。

天童市では、副業制度のほかにも学生ボランティアの受け入れや、宮城・仙台市からのボランティアバスツアーなどを通して、人手の確保を積極的に支援していくとしてしている。

(さくらんぼテレビ)

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