今年3月に新作エッセイ集『月と散文』を発売し、作家としても活躍を続けるお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、女優の吉岡里帆、シンガー・ソングライターの吉澤嘉代子と対談。

2017年からアメリカ・ニューヨークに活動拠点を移した相方・綾部と最近も連絡を取りあっていることや、今後のコンビ活動についての思いを明かした。

又吉、“前説”に向かず綾部が…

吉岡、吉澤と『ボクらの時代』で対談した又吉は、「全然自分と合っていない仕事が来たことはあるか?」という質問に対し、若手芸人の仕事である「前説(まえせつ/テレビ収録の本番前に観覧客を笑わせ楽しい雰囲気を作る、若手芸人などの仕事)」が向いていなかったと告白する。

又吉は「前説はギャラがもらえるから若手芸人みんなやりたい。僕らも劇場で頑張って、ようやく前説の仕事を頂けるようになったが、綾部が結構早い段階で『又吉は前説から一番遠い人間だからなしで』と会社に言っていた。確かに番組始まる前に(観覧客を)しんみりさせたらダメですよね…」と相方の綾部が、“しっとりとした笑い”の又吉に前説をさせないようにしていた過去を明かした。

吉澤嘉代子、吉岡里帆、ピース・又吉直樹
吉澤嘉代子、吉岡里帆、ピース・又吉直樹
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又吉、綾部と「2人でなにかやりたい気持ちはある」

続いて吉岡は又吉に、現在ニューヨークにいる綾部と最近も連絡を取っているか質問。

これに対し又吉は「連絡は取っていますね、ちょこちょこ」と今もコンビ感で連絡を取っていることを明かした。

また「2人でまたコントしよう、みたいなのはないですか?」と聞かれると「そういう話はしてないですけど、なんかやりたいなという気持ちは僕自身はある」と、綾部と再び一緒に活動したい思いを話した。

さらに、又吉自身が綾部を追い渡米する可能性についても「ある」と即答。

ただし「綾部さんが英語を話せるようになっていれば、やりようがあるかもしれないですね…」と、渡米して5年以上経つ綾部の英語能力に、疑問を抱いていた。

(『ボクらの時代』6月25日放送より)

『ボクらの時代』
「又吉直樹×吉岡里帆×吉澤嘉代子」

ボクらの時代
ボクらの時代