山形・上山市の蔵王坊平で強化合宿を行っている、女子バレーボールチーム“アランマーレ”の練習が報道陣に公開された。10月末に開幕するV1リーグに、創部以来初めて臨む選手たちは、熱のこもった練習で結束力を高めていた。
個の力・チームの結束力を高める合宿
姫路との入れ替え戦を制し、悲願のV1昇格を果たしたアランマーレ。創部以来、毎年続けている蔵王坊平での強化合宿には、新加入選手を含む18人が参加している。
1日は、アランマーレの合宿で恒例となっている「アイアンマン」と名付けられた練習が行われた。この練習は、決められた一人がどんな状況でも必ずスパイクを打ち続けるというもので、どんなに疲れていてもひたすらスパイクをたたき込む気力と、極限での決定力の向上を図るのがねらいだ。選手たちは互いに鼓舞しながら、チームの結束力を高めていた。
北原勉監督：
その人しか打てないので、すぐ立って打ってまた守る。極限まで追い込まれた状態で、個人の選手がどういうことができるか。接戦になったらアランマーレがとるというところに持って行きたい。そのシチュエーションを練習の時から作って、頑張っていく
木村友里キャプテン：
V1で戦うために、個人の能力をもう一段階レベルアップしていく。この合宿で「個の歯車」を大きくした上で、それが合わさって大きなチーム力になることを目指していく
アランマーレは7月7日から3日間、Vリーグの公式戦となるサマーリーグを戦ったあと、10月末に開幕するV1リーグに臨む。
（さくらんぼテレビ）
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