バレーボール女子で1部昇格を決めた「アランマーレ」に5月19日、山形・酒田市から市民栄誉賞が贈られた。賞の創設以来3件目で、団体としては初めての受賞だ。
市民に希望と活力を与えた「アランマーレ」
市民栄誉賞の表彰式は19日午後、酒田市で開かれ、アランマーレを運営するプレステージ・インターナショナルの玉上進一社長に、丸山市長から記念の賞状が贈られた。
地域と共に成長するチーム作りをしながら、創部8年目にして初めてのV1昇格を決め、市民に希望と活力を与えたことが受賞の理由だ。
酒田市の市民栄誉賞の授与は、2007年の賞創設以来アランマーレが3件目で、団体としては初めて。
賞を受けあいさつに立った北原勉監督は、秋から新シーズンが始まる初の一部公式戦に向けて抱負を語った。
アランマーレ・北原勉監督：
良くて強いチームで地元のみなさまに愛される「おらがチーム」になる。うちのチームが勝って負けてとか「うちのチーム」と言われるように頑張っていきたい
また、ビデオでメッセージを寄せた吉村知事からは、今回の快挙を受け、県としても賞を授与することを明らかにした。
吉村美栄子知事：
県としましてもこのたびの活躍を祝い「山形県スポーツ特別賞」を授与することを決定した
19日は表彰式に合わせて祝勝会も開かれ、選手たちが出席した関係者と一緒に悲願のV1昇格を祝った。
酒田市では19日から「酒田まつり」が始まっていて、選手たちは20日午前に行われる「山車行列」に参加し、街なかを凱旋（がいせん）する予定だ。
（さくらんぼテレビ）
