ひとり親世帯の子育てを、コメなどの生活必需品の“おすそ分け”で応援する取り組みが、2023年も山形・最上町でスタートした。

ひとり親世帯に「はっぴーバスケット」を

スタッフ:
「はっぴーバスケット」と呼んでいる。コメ5kg・お菓子・生活必需品が入っている。商品券もついて、1回1世帯あたり総額1万円分を届けます

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全国に広がるひとり親世帯の支援策。最上町では地元の医療法人・永井医院からの寄付をきっかけに、社会福祉協議会などが2022年に「はっぴープロジェクト」を立ち上げ、食料品などの無料配達サービスを始めた。

ハッピーバスケット出発式
ハッピーバスケット出発式

2023年も永井俊一院長から200万円の寄付の申し出があり、申請のあった23世帯に2カ月ごとに1カゴを届ける活動をスタート。

永井医院・永井俊一院長:
これで大きくなった子どもたちが、また次の支援をするという輪が広がっていけばすばらしい。子どもの数はどんどん減っている。みんなが幸せになってくれれば良い

次回の「はっぴーバスケット」の配達は7月下旬で、季節に応じて食材の中身も変わる。

商品券の封筒の中には、スタッフ直筆の応援メッセージも添えられていて“幸せのおすそ分け”の輪は今後一層広がっていく。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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