アメリカ・サウスカロライナ州で、酒に酔った女(25)が運転する車が結婚式当日の新郎新婦に突っ込み、花嫁が死亡、花婿が重傷を負った。現地メディアは、女が刑務所からかけた電話の通話記録を報じた。
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ジェイミー・コモラスキ容疑者(25)は4月28日(金)、新郎新婦の乗ったゴルフカートに車で突っ込み、花嫁のサマンサ・ハッチンソンさんが死亡した。
この記事の画像(6枚)警察によると、コモラスキ容疑者は制限速度が時速40キロの道で100キロ以上を出し、血中アルコール濃度は基準値の3倍だったという。
事故の2日後、コモラスキ容疑者が刑務所から両親にかけた電話の通話記録をメディアが報じた。
それによると、コモラスキ容疑者は「なぜ私がこんな目に遭うのか?なぜ私なのか?何年も何年も刑務所にいることになるに違いない」などと語っている。また、別の電話では「予期せぬ事故だった。もちろんわざとじゃなかった」と語り、両親には泣きながら「私がどれだけ後悔して自責の念を感じているか、裁判官が理解してくれることを祈るしかない。私は悪人ではない。二度と悪いことはしない」などと語っていた。
結婚直後に妻のサマンサさんを亡くしたエリックさんは事故について語った。ABCニュース記者の「容疑者に何か言いたいことは? 」という質問に、エリックさんは「今は何も言えない。死ぬべきではなかった素晴らしい人の命を奪ったんだ 」と涙ながらに答えた。
結婚披露宴を終えた直後に2人は事故に遭遇し、サマンサさんは死亡、エリックさんと一緒にいた2人が重症を負い、病院に運ばれた。
コモラスキ容疑者は、かなりの量の酒を飲んでいたとみられ、現場にはブレーキ痕はほとんど 残っていなかったという。コモラスキ容疑者は、3件の危険運転致死傷罪と1件の過失致死罪で訴追されている。
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