全国有数の生産量を誇る、岡山産ののりの新しいブランドが商品開発された。その名も「烏城(うじょう)ブラック」。岡山城とコラボして、その魅力を全国に広めようとしている。
「岡山ののりを知ってもらいたい」
黒々としてあでやかな岡山ののりを全国に売り出そうと、県漁業協同組合連合会が開発した「烏城ブラック」。

なぞらえたのは、漆黒の外観が美しい岡山城天守閣だ。

その見た目だけではなく、パリっとした食感とくちどけの良さも「烏城ブラック」の特徴。自慢の味を様々な世代に試してもらいたいと、一般的な味付けをはじめ、一味変わったわさびや塩など11種類を用意した。

発売に先立ち、商品開発を手掛けた漁協の関係者が、岡山市の大森市長に「烏城ブラック」の完成を報告した。

岡山県漁業協同組合連合会 海苔課・山本和弥さん:
岡山城とのコラボということで、岡山市で生産されているのりを使った商品になっている。今後は岡山にとどまらず、他の県でも岡山ののりという形で皆さんに知ってもらいたい

岡山が誇る2つの黒のコラボレーションで、その魅力を全国へ。
「烏城ブラック」は6月2日から岡山城天守閣内の土産物店や岡山市内の郵便局で販売される予定だ。
(岡山放送)