プリゴジン氏が味方を売り取引?

「バフムトから撤退すれば、ロシア軍の居場所を教える」

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ある人物からウクライナ側にこんなメッセージが届いたという。

その人物とは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニープリゴジン氏だ。

プリゴジン氏:
ショイグ!ゲラシモフ!弾薬をどこに隠している!

つい最近も、ロシア国防省に怒りを爆発させていたプリゴジン氏。

海外メディアによると、ウクライナ側に取引を持ちかけ、味方を売ろうとしていたという。

ウクライナ側はこの提案を拒否。プリゴジン氏は報道を否定している。

ウクライナ、反転攻勢へ

思わぬ人物から接触があったウクライナだが、今、動きを加速させている。

ゼレンスキー大統領はここ数日、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスを回り、追加の支援を取り付けた。

ゼレンスキー大統領:
反転攻勢の準備を進めている。

その言葉通り、先週からウクライナ軍は、激戦地のバフムトでロシア側を押し返している。2022年11月に南部の重要都市・ヘルソンを奪い返して以来の大規模な作戦だ。

守りから攻撃へ。ウクライナ情勢は大きな転換点を迎えようとしている。

(「イット!」5月16日放送より)