投資関連会社の実質的経営者らが、無登録で海外金融商品への出資を募った疑いで逮捕された。組織的な勧誘で約7300人から870億円を集めたとみられている。1000万円を預けたという被害者の1人は、「ほんとうに返してほしい」と切実に訴えている。

勧誘員 約1000人

被害者の男性は、預けた1000万円が突然、引き出せなくなったという。

取材に対し被害者は、「ほんとうに返してほしいですね。非常に大切なお金だったので」と怒りをにじませるように語った。

金融商品取引法違反で逮捕された容疑者たち
金融商品取引法違反で逮捕された容疑者たち
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逮捕されたのは、投資関連会社の実質的経営者、大坂陽司容疑者(50)ら6人。無登録で海外の金融商品への出資を募った疑いが持たれている。

警視庁によると、大坂容疑者をトップに組織的に出資への勧誘が行われ、勧誘員は全体で約1000人にもなるという。

こうした組織的な勧誘で出資者約7300人から、870億円もの金を集めていたとみられる。

勧誘に使われていたとみられるパンフレット
勧誘に使われていたとみられるパンフレット

勧誘などに使われたとみられるパンフレットには、「年利12%の配当が得られる」と、うたい文句が記載されていた。

大坂容疑者は65億円得たか

1000万円を預けたという男性に対し、勧誘員は、「元本保証ではなくて、元本償還型。必ず返しますっていう契約」と語っていた。

被害を訴える被害者
被害を訴える被害者

さらに被害者によると、「『これでもう一生安泰だ』と。『老後も心配ないし』」と言われたという。

しかし、預けた1000万円は引き出せない状態になった。

被害者は、「監査というよくわからない理由で、もう引き出せなくなるとなった時に、全部これは嘘だったんだなみたいな」と憤りをあらわにしている。

連行されていく大坂容疑者
連行されていく大坂容疑者

大坂容疑者は65億円もの金を得ていたとみられ、警視庁が実態解明を進めている。
(「イット!」 5月14日放送より)

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