GWも終盤の5月6日、栃木県宇都宮市で「めざまし8」が見つけたのは、先の見えない長蛇の列。
この記事の画像(16枚)列の先に貼られた張り紙には、「受付発券機のお待ち時間6~7時間になります」と書かれています。
「栃木のディズニーです」と、地元の人も観光客も待ち時間に驚いている様子。
いったいみなさん、何がお目当てなのでしょうか?
店の前まで行くと、のぼりに書かれていたのは「宇都宮餃子」の文字。
そう、行列の人たちが求めていたのは、栃木県宇都宮の代名詞ともいえる「宇都宮餃子」だったのです!
この日、餃子店が集まる「餃子通り」は、どの店も大行列!
さらに「餃子通り」だけではなく、宇都宮餃子会に加盟する73店舗のほとんどで行列ができていました。
中には駐車場を待機スペースにしているお店や…。
人気店では、開店1時間前の時点で数百人が並び、3時間待ちに。
この大盛況ぶりに、宇都宮餃子会の鈴木章弘事務局長も驚きを隠せません。
宇都宮餃子会・鈴木章弘事務局長:
(コロナ禍前の)2019年と比較しても、それを上回るほどのお客さまがいらっしゃっています。餃子の街で皆さま方をお迎えできるのは本当にうれしいことです。お待ちいだだくのが心苦しいのですが、少しでも早く召し上がっていただけるよう努力しています。
都内から新幹線で最短50分と好アクセスの宇都宮。
なかにはこんな人も…。
観光客:
那須の方にキャンプに行きました。帰りに餃子を食べて帰ろうかなと思って。
さらに取材を続けると、行列の理由はほかにもありました。
めざまし8の取材班が、宇都宮の中心街「オリオン通り商店街」を歩いてみると、そこかしこに「コスプレ」をした人の姿が見られました。
実はこの日、宇都宮の商店街でアニメ関連のイベントが行われており、それを目当てに普段よりも多くの人が訪れていたのです。
思わぬ相乗効果もあって、GW終盤を大盛況で終えた宇都宮でした。
(めざまし8 5月8日放送)