アメリカ・カリフォルニア州では、記録的な豪雨と山岳地帯での大雪によって、何十年にも渡り干上がっていた古い湖が姿を現した。 水位は今でも上昇しており、 近隣や川の下流地域の洪水の恐れもあるという。
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現在は乾いた湖となり、農地として開拓されているトゥーレアリ湖。
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カリフォルニア州中部に位置し、最大およそ1800平方キロメートルの広さを誇った湖だったが、ダムの整備や自然の地盤沈下などで何十年もの間、干上がっていた。
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しかし、この冬、記録的な大雪がカリフォルニア山岳地帯に降り、少なくとも15本の川から運ばれた雪解け水によって湖が再び姿を表したのだ。
一部の地域では深さが3メートルほどあり、今でも水が増え続けている。この地域が乾くまでに、何年もかかる可能性があると指摘する専門家もいる。
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州当局では、ダムの放流で、水位の上昇を抑えるとしているが、ダムの下流の地域への洪水の懸念もある。一方で、山岳地帯の本格的な雪解けは5月下旬で、それまでに水位は下げられるという楽観的な見方もある。
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州水道局のブライアン・ファーガソン氏は、「上流や川の途中などの場所で、水を流して水量を減らす方法もありますが、同時に州や国などの緊急援助なども必要だと考えられます」と語った。
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