経済産業省は、輸出手続き上優遇する「グループA」=ホワイト国から韓国を除外していた措置を取りやめ、対象国に再指定する方針を決めた。
韓国向けの輸出管理をめぐっては、日本政府が2019年にいわゆる「ホワイト国」の対象国から韓国を除外する措置をとっていた。
日本と韓国は、輸出管理について厳格化される前の状態に戻すべく集中的に対話を重ね、韓国側はすでに4月24日に日本を「ホワイト国」に再指定している。
経済産業省は日本と同水準の輸出管理体制を確認できたとして、28日、韓国を再びホワイト国に指定する方針を決定した。
対象国に韓国を追加した改正案は、5月末まで国民から広く意見を募集し、閣議決定を経て正式に決定する見通し。