山形駅周辺にたくさんの“ちょうちん”を飾るプロジェクトが2023年も始まった。子どもたちにも絵付けをしてもらうため、20日、市内の小学校にまっさらなちょうちんが渡された。

“ちょうちん”に願いを込めて

山形の名物・サクランボや紅花のほか「コロナ終息」の願い、山形駅の構内・駅前大通りなどにたくさんのちょうちんが飾られている。

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これは、コロナ禍で多くのイベントが中止になったのをきっかけに、少しでも子どもたちを元気にしたいと、2年前から行われている「願いちょうちんやっしょまかしょプロジェクト」だ。

2023年は市内6つの小学校も絵付けに協力することになり、20日は第四小学校の子どもたちに、実行委員会からまっさらなちょうちんが渡された。ちょうちんには、全校児童が自分の願いを込めた絵を自由に描いていく。

山澤幸生さん:
世界の平和を願っているので地球を描きたい

渋谷柚生さん:
世界のみんなが平和で仲良いくらしができるような思いを込めて、地球や仲が良いイメージのものを描きたい

小林誠司さん:
ニコニコマークの顔や山形名産のサクランボを描きたい。いじめをなくすためにもサクランボを食べてみんなで仲良くしてほしい

願いちょうちんやっしょまかしょプロジェクト・伊藤誠実行委員長:
ちょうちんを見て元気や勇気「あすから頑張ろう」という気持ちになってもらえたら、私は一番うれしい

子どもたちのほか企業なども参加し、2023年は過去最多の約1,000個のちょうちんが7月7日から8月19日まで飾られる。

(さくらんぼテレビ)

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