猪瀬直樹議員が国会で厳重注意を受けた。 原因はガムだった。

“良識の府”の審議中に「ガム」をモグモグ

小西議員のサル発言など最近何かと注目を集めている国会の憲法審査会。今度は日本維新の会の猪瀬直樹参院議員のある振る舞いが問題になった。

この記事の画像(11枚)

4月12日の参議院憲法審査会で、維新の同僚議員が憲法改正について意見を述べる中、隣に座る猪瀬氏は何やら口をモグモグと動かし続けている。

小さくため息をつきながらモグモグ。目を閉じながらもモグモグ。

目を閉じながらも…
目を閉じながらも…

よく見るとこのモグモグの正体は、ガムだった。

同僚議員のマイク位置を直す時もかみ続けていた。

マイク位置を直しているときもガムをモグモグ
マイク位置を直しているときもガムをモグモグ

映像を確認したところ、同僚議員が発言していた約5分間、猪瀬氏はずっとガムをかみ続けていた。

“良識の府”と呼ばれる参議院で起きた審議中のガムかみ。

参議院によると審議中に「ガムをかんではいけない」という規則はないということだが、維新の幹部は猪瀬氏について「(猪瀬氏は)よくかんでいる。放っていたのがよくなかった。弁解の余地はない」

14日に開かれた参議院の議院運営委員会で、日本維新の会は猪瀬氏を厳重注意したことを明らかにした。

去年も“口元”で注意

猪瀬氏は去年も“口元”をめぐって注意を受けていた。発言中に突然マスクを外し…

しつもん

「猪瀬委員に申し上げます。マスクを着用することになっておりますので、ご対応よろしくお願い申し上げます」

国会で突然マスクを外し発言し始めたことで周囲を驚かせた。

国会で突然マスクを外し周囲を驚かせたことも
国会で突然マスクを外し周囲を驚かせたことも

今回の国会審議中のガムかみ行為について、猪瀬氏はFNNの取材に「注意を受けましたので、今後は慎みます」とコメントしている。

(「イット!」4月14日放送より)