フィリピンでは燃料費の高騰と農産物価格の下落が重なり、農家を直撃している。赤字覚悟で出荷を迫られる農家もいるという。一方、バングラデシュでは燃料不足で農作業すらできない状態が続いている。
農家を直撃した燃料問題
フィリピンでキャベツ農家を営む男性は、燃料費の高騰と野菜価格の下落で生活が苦しくなっているという。
キャベツ農家の男性は、「すでに赤字になっています。キャベツの価格が下がれば、もう何も残りません」と窮状を訴えた。
燃料費が上がったため、キャベツ1kgを生産するのに50円ほどかかるというが、出荷しても20円ほどでしか売れないという。
損失を出して売るより、畑で腐らせることを選んだ農家もいた。
出荷をやめたキャベツ農家の男性は、「燃料価格の高騰で大きな影響が出ています。出荷しても、私たちの手元には何も残りません」と苦境を語っている。
アジア各国で広がる影響
アジア各国に中東情勢の影響が広がっていた。バングラデシュのコメ農家では、田んぼに水を供給するポンプ用燃料の確保に四苦八苦しているという。
コメ農家の男性は、「昼間は給油所の列に並んでいます。ここ数週間、昼間に農作業する人は誰もいません」と現状を話している。
数時間並んでも、購入できる燃料は1人5Lまでになっている。
この日、容器を持って給油所に向かったものの、ロープが張られ、「燃料なし」と書かれていた。コメ農家の男性は「なかったよ」と落胆した様子で立ち去った。
コメ農家の男性は「戦闘が終わることを心から祈っています。そうすればすべてが元通りになるでしょう。祈ります」と願いを口にした。
(「イット!」 4月10日放送より)
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