東京・目黒区内のとある看板が注目を集めている。かつて資料館の役割を担っていたこの施設は、新たな用途で再出発した。看板によって建物の歴史をそのまま残しながら、街の過去と現在をつなぐ象徴になっている。
「だった?」不思議な“過去形看板”
東京・目黒区にある施設の看板が、ちょっとした違和感で注目を集めている。
看板はその名も、「川の資料館だった。」。
通行人の男性は、「『だった』ってなんですかね。初めて気がつきました。何度も通ってるんですけど」と驚いた様子を見せた。
さらに、別の通行人の男女は「川の資料館『だった』…過去形?」「過去形なのが気になる。なんで『だった』?」と疑問を口にした。
記憶を残し、再活用の道
その答えを、看板のアイデアを考えた人に聞いた。
日本デザイン株式会社の大塚剛代表は、「元々『川の資料館』という建物があって。その場所を活用するので、『だった』というワードだけ付けて、看板としたって感じですね」と説明した。
川の資料館は14年前に閉館していた。
その後、一般には開放されていなかったが、3年前にワーキングスペースとして再活用することになった。そこで、看板に「だった。」を付けることにしたという。
過去形の看板は街の記憶を残しつつ、新たな取り組みにチャレンジする象徴になっていた。
(「イット!」 4月10日放送より)
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