松野官房長官は11日、岸田首相が4月末からの大型連休中にエジプト、ガーナなどアフリカの4カ国を訪問する方向で調整していることを明らかにした。
松野長官は11日夕方の記者会見で「岸田首相は諸般の事情が許せば、ゴールデンウィークにエジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークを訪問するべく調整を行っている」と述べ、大型連休中にアフリカ4カ国の訪問を調整していることを明らかにした。
また「訪問中にアフリカの主要国の首脳と会談を行ない、G7広島サミットに向け、法の支配に基づく国際秩序の維持強化に向けた我が国の決意を改めて伝達するとともに、さまざまなグローバルな課題への対応における連携等、幅広く意見交換を行う予定だ」と述べた。
岸田首相は10日の自民党役員会でも大型連休中に南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国「グローバルサウス」への訪問に意欲を示していた。