週明け3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸した。
サウジアラビアが5月から年末にかけて原油の生産を自主的に減らすことを表明した。OPEC=石油輸出国機構の加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」諸国も減産を継続すると発表したことが原油価格を押しあげた。一方で、原油価格の上昇を背景にインフレが進むとの懸念もあり、上がり値の重しになった。
結局、前週末比327ドル00セント高の3万3601ドル15セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、32・46ポイント安の1万2189・45だった。