山形・西川町の志津温泉と月山スキー場を結ぶ県道・月山志津線。4月の開通を前に急ピッチで除雪作業が進められる中、名物の「雪の回廊」ができあがった。
開通に向けて除雪作業進む
3月8日から除雪作業が始まった西川町の志津温泉と月山スキー場を結ぶ県道・月山志津線は、20日も除雪車7台が稼働し、たっぷりと積もった雪を豪快にかき分けていた。
スキー場に至る5.4kmのうち、すでに約9割で除雪が完了していて、見事な「雪の回廊」ができあがっていた。
月山スキー場まで約2km。2月以降まとまった雪が少なく、ここ数日は気温も高かったため雪解けが進んだが、雪の壁の高さは最も高いところで9メートルと、ほぼ平年並みだという。
雪の回廊と雲ひとつない青空のコントラストで迫力が増して見える。
村山総合支庁 西村山道路計画課・大谷宏史さん：
なかなか県内で雪の回廊を見ることはできない。月山スキー場は夏でも楽しめるスキーということで全国的にもめずらしいスキー場なので、ぜひ各地から来てもらいたい
月山志津線の除雪作業は3月23日で終了し、4月7日に開通する予定。月山スキー場は4月10日にオープンを予定している。
(さくらんぼテレビ)
