山形・大蔵村の肘折温泉に、名物の巨大雪だるま「おおくら君」がお目見えした。2023年もビッグサイズが完成し、多くの観光客が訪れることを願って、地元住民たちが完成式に訪れた。

今年も巨大!雪だるま「おおくら君29世」

肘折いでゆ館前の広場に、2023年も巨大雪だるまの「おおくら君」が完成した。1995年に初代が誕生してから、この冬で29代目となる。

2023年・29代目のおおくら君
2023年・29代目のおおくら君
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肘折のドカ雪を全国にアピールしようと始まった、巨大雪だるまの制作。

今シーズン、肘折に積もった雪は、最大で3m39cm。その雪で作った「おおくら君」は、身長10.8メートル、体重1,854トン、おなか周り97メートルのビッグサイズとなった。

デザインしたのは、サッカー・ワールドカップの日本代表から元気をもらったという地元の中学生。長友選手の絶叫で話題となった「ブラボー」の文字や、サムライブルーのマフラーが印象的。

サムライブルーのマフラー
サムライブルーのマフラー

完成式では、加藤村長や地元の住民が、肘折に多くの観光客が訪れることを願って「がんばろう大蔵村! がんばろう肘折温泉!」と声をあげた。

「おおくら君」の周囲には、ソリ滑りができる遊び場も完成し、子どもたちが楽しんでいた。

広場では3月18日、冬まつりの最後を飾る「おおくら雪ものがたり」が開かれ、花火の打ち上げなどが行われる。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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