スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手が5日、山形・小国町のスキー場を訪れ子どもたちと交流した。オリンピック金メダリストが、自身のゆかりの地「横根スキー場」で熱血指導。

久しぶりの「ホームゲレンデ」を滑る平野歩夢選手
久しぶりの「ホームゲレンデ」を滑る平野歩夢選手
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平野歩夢がホームゲレンデに帰ってきた

平野歩夢選手との交流イベントは、大手アパレルメーカーのユニクロが、世界のトップアスリートと子どもたちの交流の場を設け、次の世代を育成するのが狙いで企画した。

5日は、小学4年生から中学1年生までのスノーボーダー17人が参加した。会場の横根スキー場は、平野歩夢選手が幼いころから通い、世界を目指した練習拠点で、久しぶりの「ホームゲレンデ」にうれしさが込み上げる。

参加した子どもと一緒に滑る平野選手(写真:左)
参加した子どもと一緒に滑る平野選手(写真:左)

北京冬季五輪 金メダル・平野歩夢選手:
ここでの時間があったから今の自分がある。懐かしい感じもあり帰ってこられてうれしい

イベントでは、平野選手が子どもたちに直接アドバイスを送ったり、一緒に滑ったりしながらスノーボードの楽しさを伝えていた。

「平野選手みたいになりたい」

世界の頂点に立った憧れの存在による直接指導は、子どもたちにとっては夢のようなひとときだった。

米沢市から来た小学生:
「どうしたら高くジャンプできるんですか?」と聞いたら「腰とかを使う」と教わった

大阪府から来た小学生:
平野選手のアドバイスで「あっそうなんだ、これでできるんだ」と思ったしわかりやすかった

神奈川県から来た小学生:
平野歩夢選手みたいなすごい選手になりたい

未来の世界王者誕生なるか

目を輝かせる子どもたちのひた向きな姿に刺激を受けた平野選手。若きアスリートたちとの「再会」を願っていた。

北京冬季五輪 金メダル・平野歩夢選手:
小さいうちが可能性や夢に対して熱心になれる。またこの「続き」が生まれることを楽しみにしている

小国町のスキー場から世界へと羽ばたいた平野歩夢選手。
交流イベントをきっかけに、再びこの地から第2、第3の世界王者が誕生するかもしれない。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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