内閣府が公表した2月の「景気ウォッチャー調査」では、景気の実感を示す「現状判断指数」が52.0だった。前月から3.5ポイント上がり、4カ月ぶりに改善した。

「イベントが増えて消費の需要が高まっている。インバウンドの消費も高まっている」(北関東のファーストフード店)など、前向きな声が上がっている。

また、2カ月から3カ月後の景気の見通しを聞いた「先行き判断指数」も前月比で1.5ポイント上がり、3カ月連続のプラスだった。

「3月になれば暖かくなり、マスクの着用も緩和され、人が街に出てくる。旅行客も増えて売上が良くなることを期待」(東北の医薬品販売)などのコメントが多かった。

(フジテレビ経済部)

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