スキー場のカメラが捉えた、まさかの瞬間。スノーボーダーめがけ一直線に突進する黒い物体…。その正体は、野生のイノシシでした。
滑走中のスキーヤーを後ろから猛追
2月7日、新潟・妙高市のスキー場で撮影された映像。
一見、のどかなゲレンデの風景です。画面奥から一人のスキーヤーが滑り降りてくると…、林の中から、何やら黒い物が飛び出してきました。

スキーヤーがターンすると…

その物体は、ものすごい勢いで、スキーヤーの後ろを追いかけていきます。

一気にゲレンデを駆け下ってきたのは、なんと体長1mほどのイノシシ!
イノシシの猛追に気付いたスキーヤーは、スピードを上げてイノシシを振り切りました。
Uターン…スノーボーダーにタックル

スキーヤーを追いかけてきたイノシシは、ふもとまで降りてくると、スキーヤーではなく、そこにいたスノーボーダーの男性の元へ。


いったんはスノーボーダーの足元をすり抜けたかと思いきや、Uターンして、タックル。スノーボーダーの男性は、尻もちをついてしまいました。
イノシシは、わざわざ男性の方へ方向転換しているようにも見えます。
「めざまし8」は、最初にイノシシに追いかけられたスキーヤーに話を聞くことができました。

イノシシに追いかけられたスキーヤー:
普通に滑っておりまして、右の林から黒いものが見えたんですよね。犬かなと思っていたんですけど、横に行ったところイノシシだということに気がつきまして、これはまずいと思って、必死になって漕いで下まで行きました。
必死に逃げたおかげで、イノシシからの攻撃は免れた男性。
一方、取材を進めると、被害はこのスノーボーダーの男性への体当たりだけではなかったことがわかりました。
イノシシはスノーボーダーの男性と衝突した後、もう一人別のスノーボーダーに突進し、スキー場から出て行ったというのです。
スキー場担当者も驚き「この時期にイノシシが出るのは初めて」
スキー場の安全管理担当者は、イノシシの出現に驚きを隠せません。

池の平温泉アルペンブリックスキー場 羽沢一彦 スキーマネージャー:
(今までにイノシシが出たことは)ないですね。30年以上勤めている方も「こんな時期にイノシシ出るっていうのは初めてだね」っていうことを言っていましたからね。
パンク町田氏「イノシシに遭遇したら横から蹴ればいい」
襲われた2人にけがはなかったということですが、動物の生態に詳しいパンク町田さんは、今の時期のイノシシとの遭遇はより注意が必要だと指摘します。

アジア動物医療研究センター パンク町田 センター長:
猟期で人に追われていますから、興奮しているイノシシに遭遇する頻度は高くなると思いますね。そこに人が立っていれば、この動画のように突進してきますよね。イノシシの方向を変えればいいだけなので、横から蹴ればイノシシの方向が変わりますから。2~3回繰り返すとどこか行きますよ。
(「めざまし8」 2月9日放送より)