バレンタインデーまであと少し。どんなチョコを用意しようか悩んでいる方、必見!甘くておいしいだけじゃない、ぎゅぎゅっと“高知”が詰まったチョコレートを紹介する。
老舗菓子メーカーが県内のワイナリーとコラボ
まず向かったのは、2022年に創業70周年を迎えた高知の老舗菓子メーカー「浜幸」。

高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
(店舗に)入るとすぐにバレンタインコーナー!トリュフがあります。おいしそう

バレンタインの期間限定で販売されている「トリュフショコラ」(4個入り・810円)は、ブドウの生産から醸造まで全て高知県内で行っている、香南市の井上ワイナリーとのコラボ商品だ。

“100%高知産”にこだわったワインに魅力を感じた浜幸がコラボレーションを提案。新進気鋭のワイナリーと老舗の菓子メーカーが作る高知ならではのチョコレートが完成した。

チョコに使用したのは、南国市稲生産のブドウ「富士の夢」から作った赤ワイン。豊かな果実味と丸みのある酸味が特徴的だ。
生クリームとミルクチョコレートを合わせたガナッシュの上から、さらにチョコレートをコーティングし、最後に粉砂糖をまぶすと出来上がり。

高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
芳醇(ほうじゅん)!ワインの風味がふわーっときます。そしてミルクチョコレートのコク。溶けていくとさらに風味が増しますね。これはぜいたく、最高です

「浜幸」広報・中谷静香さん:
ワインの風味をしっかりと感じられるように仕上げておりますので、ワイン好きの方にはそういったところも楽しんでいただける。高知県産にこだわっていますので“高知らしさ”というところもお楽しみいただけるのでは

トリュフのほかにも、同じ赤ワインを使用した口どけなめらかな生チョコも販売している。(9個入り・1,080円)

これらは、浜幸の各店舗やオンラインショップ、また、井上ワイナリーのいち醸造所内のショップなどで購入することができる。(売り切れ次第終了)
高知といえば…「ユズ」がチョコに包まれる
次に向かったのは、高知市南久保にある「高知アンテナ店umaji」。店内には、馬路村産のユズを使った商品100種類以上が並んでいる。

これまで本格的なスイーツは販売していなかったが、今回新しい分野に挑戦しようと初めてチョコを使った新商品を開発した。それが、甘く煮たユズの皮をチョコレートで包み込んだ「ゆずチョコピール」だ。

味は全部で3種類。中でもお店のイチ押しが、ホワイトチョコレート味。

高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
一気にユズがきました!あとからユズの香りを包み込むようにホワイトチョコの甘さがくるんですよね。そしてユズピールの食感も、サクサクとしていてとても楽しいです

「ゆずチョコピール」は、高知市の「高知アンテナ店umaji」のほか、馬路村の直売所で購入することができる。
今年らしいこんなチョコも
取材した石井アナウンサーが気になったのが、南国市の菓子店「パティスリー シャン・クレール」のウサギ型の特大チョコ。

高さは30cm、重さは約500グラム。チョコの種類によって値段は異なるが、1個2,800円~3,200円で販売。こちらは、2023年の干支に合わせたものではなく、15年ほど前から作られているという。
「1日1個のペース」で作られていて、購入を希望する場合は、電話での予約が必要となる。
(高知さんさんテレビ)