日本列島は“10年に一度”といわれる最強寒波に襲われ、全国的に厳しい寒さとなった。この影響をモロに受けたワンちゃんがTwitterで話題となっている。
石川県在住のゆう(@nkuy_s2)さんは1月24日の夕方、散歩が大好きな愛犬・優くん(推定9歳)と外に出たのだが…想定外の寒さに、5分で切り上げることになったというのだ。

こちらが自宅に戻った優くんの姿だ。頭や目の周りにも雪がびっしり。表情もしょんぼりで、「聞いてないよ」と言っているようだ。
ゆうさんが「5分で引き返した犬」とこの写真を投稿すると、Twitterでは「寒かったんだねぇ」「もう表情で全てが分かる」など反応が続々。21万以上のいいねを集めた(1月27日時点)。
意気揚々と出るもすぐに自宅の方向へ
気象庁のデータを見ると、石川県では1月24日、平均気温が0度~氷点下2度を観測するなど、冷え込んだようだ。散歩中や帰宅後の状況はどうだったのだろう。ゆうさんに聞いた。
――優くんはどんなワンちゃん?散歩にはなぜ出かけた?
(優くんは)穏やかで甘えん坊で、少し怖がりです。(散歩に出かけたのは)1月24日の午後4時30分過ぎころです。路面が凍結する前に行ってしまおうと思い、出かけました。

――外はどんな状況?5分で戻ったのはどうして?
外は猛吹雪で前が見えないような天気でした。優がトイレを済ませて、そそくさと家の方向へ歩き始めたので、無理に続行せず帰りました。

――外での優くんの様子はどうだった?
意気揚々と外へ出て行きましたが、歩き出すと終始落ち着かない様子で、用を済ますとさっさと家へ向かっていました。
雪がついて「しょんぼり」→ぬくぬくに
――投稿した写真の優くんはどんな状況?その後はどうなった?
帰宅直後、全身を拭く前の写真でした。身体中に雪がついてしょんぼりしていました。すぐにタオルで拭くと、暖かいリビングで毛繕いをしたあとウトウトとしていました。

――このような出来事は過去にもあった?
天気が悪い日は早めに帰ることはありますが、おそらく最短記録でした。今回の寒波は雪の量より風の強さや気温の低さがいつもと違ったので大変でした。
――ネットで話題となった受け止めを聞かせて。
何気なく撮った一枚がここまで広まって、とても驚いています。たくさんの方々に反応をいただけて、うれしく思います。
5分で引き返した犬 pic.twitter.com/JazQy4Ff1i
— ゆう🫧 (@nkuy_s2) January 24, 2023
雪について唄った童謡には「犬は喜び庭駆けまわり」という歌詞もあるが、今回の寒波ではそうはいかなかったようだ。優くんはその後、暖かいお家でぬくぬく過ごしたようだ。
(提供:ゆうさん)